自己破産をしたいけど連帯保証人がいる

 
住宅ローン・車のローンを借りる際に、配偶者、両親、親戚、知人などに連帯保証人になってもらった方もいると思います。

保証人という言葉だけ聞いてしまうと、あまり責任が重くないように感じますが、法律上の責任は、非常に重く、実質上、連帯債務者(全額の支払責任を負う)といっても良いかもしれません。

保証人が支払った場合には、主債務者に払った分を返してくれと請求出来ますが、事情が事情だけに、なかなか難しいのが現実ではないでしょうか?
自己破産をする方の債務について、連帯保証人が付いている場合がありますが、主債務者が自己破産をすれば、残りの借金の請求は、保証人にされてしまいますので、保証人の方の生活に与える影響は計り知れません。
色々な事情があり、「迷惑はかけないから」とお願いして保証人になってもらった手前、話づらい事もあるかと思います。

しかし、結局払えなければ、保証人に請求がいってしまう実情があります。
自己破産をするという苦渋の決断をするので、精神的に余裕が無いかもしれませんが、事情により、お願いして保証人になってもらったわけですから、必ず、保証人に対して、連絡をするよう当事務所ではお願いをしております。

 

【司法書士いえまち法務では、保証人へのご説明をさせて頂いております】

保証人の方の生活に与える影響を考え、当事務所では、ご希望がありましたら、保証人の方へのご説明をさせて頂いております。
今後の生活について、破産申立前や破産申立後の話も合わせて、ご説明させて頂きます。

借金問題は、債務者の方の生活だけでなく、精神も蝕んでしまいます。
「迷惑をかけてしまうから」「保証人にどう説明したらいいのか解らないから」といって、自己破産を諦めないで、ご相談ください。

 

【主債務者が破産手続で、免責を受けると、保証人はどうなるか】

主債務者が破産手続き(免責決定)をしても、保証人に対しての保証債務は、免除されません。

したがって、保証人については、保証人自身が、債権者と直接交渉するか、司法書士・弁護士に債務整理の依頼をすることとなります。

 

【当事務所での保証人が付いている場合の自己破産の流れ】

 

保証人が付いている場合の自己破産の流れ

 

お問い合わせ
Copyright(c) 2014 いえまち法務事務所 All Rights Reserved.