司法書士と弁護士の違い

 
弁護士と司法書士何が違う?
 

【弁護士】

① 法律関係の国内最高資格です。すべての法律関係について対応が可能です。
② 一般的に敷居が高く、相談しづらいイメージがあります。
③ 司法書士と比べ、費用が割高になるケースが多いです。
 

【司法書士】

① 一般的にあまりメジャーな資格ではないため、知らない方もいらっしゃると思います。
② 代理人となれるのは、訴える額が140万円までの簡易裁判所に関する管轄です。
③ 弁護士と比べ、費用が比較的安く済むケースが多いです。
④ 一般的に弁護士より、敷居が低く、相談しやすいイメージがある。

 

司法書士と弁護士のどちらに依頼する?

司法書士の私が言うのもなんですが、以上から言える事は、人によっては、弁護士に依頼した方がよいケースがあるということです。
一方で、費用も結果も同じということであれば、どちらに頼んでも良いということです。

なお、司法書士いえまち法務では、提携している弁護士もおりますので、当事務所にご依頼後に、当事務所が、弁護士に相談した方がよいと判断した場合には、まず、ご依頼人とご相談させて頂きます。
その後、提携している弁護士に業務をご依頼することも出来ますので、ご安心してください。

 

【弁護士と司法書士のどちらに依頼した方がよいか?】

例えば、中古車の購入で比較すると、基本的に3通りあるかと思います。
ディーラー系販売店(以降ディーラー系と呼びます。)で購入するケースと、ディーラーではない中古車販売店(以降、独立中古車店と呼びます。)で購入するケース、オークション代行業者に落札してもらうという3つです。

オークションは除き、購入後のサービスは、ディーラー系で購入したのとまったく同じ条件で受けられるとしたら、どちらで購入しても良いですよね? 
ただ、一般的には、何となく安心なので、ディーラー系で購入する方が多いように感じます。

しかし、もし、たまたま見に行った独立系中古車店の店員さんとの相性が良かったり、商品知識が豊富で、解りやすかったら、ディーラーの保証内容がいくら良くても、信頼できる店員さんいるお店で、中古車を買うのではないでしょうか?

いろいろな方が、司法書士と弁護士の違いについてホームページで、記載しておりますが、上記のような、代理権や費用の比較のみに注目しているのが少し残念です。

司法書士は、権限に制限があり、どう逆立ちしても、司法書士権限外の弁護士の扱う事件についての代理人になることは出来ません。
しかし、過払返還請求の訴訟に関しては、ほとんどの訴訟(本人訴訟含む)では、司法書士に依頼しようと、弁護士に依頼しようと結果についてたいした違いは無いと実感しております。

140万円以上の本人訴訟についても、一般の方が、司法書士から説明を受ければ、十分に対応でき、裁判官も比較的優しい方が多いです。

以上の考えから、私は、借金問題については、無料相談等で、司法書士・弁護士と話した結果、相性が合うと思ったら、司法書士・弁護士どちらの資格かに関わらず、ご依頼なさるのが良いかと思います。

私にご依頼頂いた方の中には、本人訴訟で、判決をとり、貸金業者の預金口座まで、差押のお手伝いまでさせて頂いた65歳の中高年の方や、本人訴訟が出来ない為、弁護士に依頼をするよりも、私に依頼する方が、過払金の返還金額が少なくなってしまうことをご説明させていただいたにもかかわらず、あえて私にご依頼頂いた方もいらっしゃいます。
最後は、お互いに信頼できるかどうかが重要かと思います。

 

司法書士に依頼するのが良くないケース

① 地裁・高裁まで争ってでも判決を取って一円も負けたくないが、本人訴訟が出来ない、又は本人訴訟の為の説明も受けるのが嫌な方

② 上記のご説明文をお読み頂いたにもかかわらず、司法書士の権限に大いに疑問がある。

 
以上、参考にして頂けましたら幸いです。

 

お問い合わせ
Copyright(c) 2014 いえまち法務事務所 All Rights Reserved.