解決事例(自己破産)栃木県在住

2016-10-13

【ご依頼人】
 
60代 男性

【ご依頼時の状況】
 
ご依頼時の借金総額:4社で、約250万円

【ご本人の希望】
 
もともとは、親の代からの小さな工場を経営していたAさん。バブル崩壊とともに小さな工場は倒産。やむなく近くの工場で働き始めたが、その会社も5年で倒産してしまった。何とか借金返済と生活をしていかなければならないので、知人のトラック運送会社で働かせてもらうことになったが、無理がたたり、脳卒中で、倒れてしまった。
  
少しの麻痺で済んだので座って仕事のできるタクシー会社に転職したが、収入が不安定で、借金は膨らんでいくばかりで、ついには支払が出来なくなってしまった。そして、勤務している会社の給与を差し押さえられてしまい、生活が出来なくなってしまったので、自己破産の申し立てをしもう一度生活を何とかしたい。

【手続き終了時の状況】
 
ご本人の事情をお聞きすると、借地上の相続した築40年の家屋にお住まいでした。自己破産に際して、財産をもっていると残せない可能性があるので、なんとか自宅を残しながら、破産手続きが出来ないか検討した。
 
結果、不動産会社の査定も取り、相続した財産には価値がないことを裁判所に報告して、同時廃止の手続きで行うことが出来た。
 
なんとか、自宅も残すことが出来たのと、今後借金の事を心配しなくてよいのが、本当に良かったとのこと。今後はこのようなことがないように、節制して、生活していきます。とのことでした。

 

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