過払金請求の事例

 

当事務所の方針

当事務所は、ご依頼人との協議の上、過払金返還請求の方針を決定しております。

全国には色々な事務所があり、「判決を取る」・「裁判外での和解」等の方針を打ち出している事務所もあります。
事前に方針を打ち出すということは、ご依頼前の一つの指針となるとは思いますが、一方で当事務所にご依頼頂く方の事情は、千差万別です。
「金額が少なくても早く返して欲しい」「判決までは望まなくても、たくさん返して欲しい」「判決までとって、支払わなければ差押までしたい」など、ご依頼人により色々な思いがあるかと思います。

一方で、各貸金業者によって、どのように進んでいくのが、良いのか?
早く多くの過払金を回収するにはどうすればよいか?などは知らないのが一般的です。

当事務所では、ご依頼人への判断基準をお話した上で、アドバイスをさせて頂いております。

以上の方針のもと、当事務所では、訴訟(裁判)での対応をさせて頂いておりますが、一部の業者を除き判決にいたるケースは、ほとんどありません。

 

過払金返還事例① 71歳 Aさん 男性

当事務所にご相談頂いた時は、半信半疑でしたが、持病もあり、年齢も71歳だったので、今後の為に、借金が少しでも減ればというご相談でした。

借入先業者は、レイク・プロミス・アイフル・ディック(CFJ)の4社・230万円で、完済1社(日新信販)であった。

取引期間は、15年~20年に及ぶものが多く、途中で一度完済をしたものもあるとの事。
 

【当事務所での対応】

4社とも取引期間が10年以上あったので、借金がゼロになっている可能性が高いことを説明させて頂き、ご依頼をお受けした。

なお、15年から20年の取引期間があるので、請求額が140万円を超えてしまう可能性もあり、その場合には、訴訟により解決する場合には、本人訴訟となること・書類作成については、しっかりとサポートすることをお伝えした。
 

【結果】

4社とも借金が無くなり、4社で合計600万円の過払金の回収に成功した。

なお、内1社については、完済後再借入まで4年の期間があり、契約もし直していた事から、再契約前の過払金については、回収を断念した。
完済していた1社については、約45万円の過払金の返還に成功した。

Aさんは、持病の手術も控えていたことから、憂いが無くなったと大変喜んで頂きました。

 

過払金返還事例②  39歳 Bさん 男性

全国出張が多く、付き合いで飲みに行くことが多かったBさん。
20代前半からついつい借金を始めてしまったとお話頂きました。

今まで、返済は遅れたことは無いが、返済の為に借入をすることもあり、3社(アイフル・アコム・CFJ)から合計110万円の請求がある状態で、ご相談にいらっしゃいました。
結婚したので、将来子供が出来た時に、家を買えるように借金を無くして置きたいとのご希望でした。
 

【当事務所での対応】

3社の借入期間を聞いたところ、2年~7年ぐらいとの事だったので、借金が減額になると思うが、ゼロにはならない可能性があり、借金が残ってしまうと、信用情報機関に登録されてしまうので、約5年間は、借金やローンが組めなくなってしまうことをお伝えした。

その他、完済した会社が無いか確認したところ、10年以上取引のあった業者(レイク・プロミス)を完済しているとの事であったので、現在借金のある業者はしばらく払い続け、完済した会社のみ過払請求をし、過払金が戻ってきたら、それで完済する方法を提案した。
 

【結果】

残債があるので、なるべく多くの過払金を回収する為、2社とも裁判をし、合計153万円の過払金の回収に成功した。その金額で、3社を完済した。

その後、完済3社についても手続きを行った結果、1社のみについて、過払金が15万円あった。
Bさんは、目的を達成できたので、裁判まではしたくないとのご希望であったので、裁判をせず任意和解で、約10万円の過払金の回収をした。

これで、家を買うための頭金を作ることが出来ると喜んでらっしゃったのが、印象的でした。

 

【過払金返還事例③  35歳 Cさん 女性

以前に当事務所にご依頼頂いたお父様と一緒にご相談にお見えになりました。
事業をやっていた実家の業績が芳しくなく、20代前半に実家の為に借金をしたCさん、結婚をし、妊娠を機に、借金問題の整理をしたいとの事。

2社(レイク・プロミス)より借入があり、借金合計は52万円であったが、借入期間は、10年~12年であった。
 

【当事務所での対応】

借金がゼロになる可能性は高いが、借金が減額のみになった場合は、約5年間借金やローンを組めなくなる可能性を説明し、ご依頼をお受けした。
 

【結果】

2社とも借金が無くなり、合計89万円の過払金の回収に成功した。

1社については、裁判前の任意交渉での和解金額がご本人の希望額に満たなかったので、訴訟により、回収した。

1社が過払金の回収に少し時間が係ったが、その間にお子さんがお生まれになり、お父様・お母様・Cさんの3人で、笑顔で、お子さんを事務所にお連れ頂いたのが、印象に残ってます。

 

過払金返還請求事例④ 42歳 Dさん 女性

主にクレジットカードで借金をしていたDさん。
借入先は、4社(ニコス・ポケットカード・オリコ・KCかーど)で300万になっていた。

「借入を始めた15年前は、そんなに借りるつもりは無かったのですが、いつの間にか返済が大変になっていました。」と事務所でお話頂きました。
完済業者は、1社(ライフカード)であった。
 

【当事務所の対応】

ご両親のために、家を買ってあげたいので、可能であれば、ブラックになりたくないとのお話であったので、完済業者を除き、4社については、Dさんに取引履歴をとって貰い、当事務所で利息の再計算をし、借金がゼロになっているのであれば、残りの4社もご依頼頂くと言う事で、委任契約書を締結した。
 

【結果】

当事務所で利息の再計算をした結果、3社については、何とか過払いの状態となっていたので、過払となっていた3社についてのみ当事務所でご依頼をお受けし、過払金返還請求をした。
その結果、3社で合計45万円の過払金の回収に成功した。

完済業者については、裁判までしなくて良いとの事であったので、27万円の過払金を回収した。

その3年後、残債のあった1社も完済し、無事に住宅ローンが組めましたという嬉しいご連絡とともに、残りの1社についても過払請求をし、140万円の過払金を回収した。

 

過払返還請求事例⑤ 33歳 男性 Eさん

10年ほど前から、借金をし始めてしまった、Eさん。最終的には、4社(アコム・レイク・プロミス・アイフル)から借入ていたが、3年ほど前から、支払いをしなくなり、住所変更もしていたので、特に通知も来なかった。
楽観的だったEさんは、請求も来ないし、まあいいやと思ってそのまま放置していた。

その後、住宅を購入することとなり、銀行3社に住宅ローンの申込をするも全て即日否決。
知り合いからの口コミで当事務所の存在を知り、ご相談にお見えになりました。
4社から借り入れていたが、借金残額・借入期間は正確に覚えてないとの事。
 

【当事務所の対応】

今後住宅ローンを組めるように、今のうち債務整理手続きをしたいということでしたので、4社全社の依頼を受任。 
裁判手続き等取られていた場合には、損害金等も合わせて請求される可能性もあることをお伝えしたが、将来の住宅購入に向け、頑張って支払っていくとの事でした。
 

【結果】

3社については、返済をやめた時点で、既に借金がゼロになり、過払い状態となっていた為、過払金返還請求をし、合計で36万円回収した。
残り、1社については、借金が残っており、裁判手続きもされていたので、和解交渉が難航することも予想されたが、1社の過払金の回収が、思ったより早くできた為、それを使って、一括返済をし、完済して手続きを終了した。

「今すぐには、住宅ローンを組むことは難しいかもしれないが、これて、住宅ローンを組むことが出来るようになるので、それまで、頭金をためることに専念します。」とおっしゃって、事務所を後になさいました。

 

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